ウルル(Uluru)/エアーズロック(Ayers Rock)に登った日の夕方、夕景の写真を撮るため展望場所(Yulara Look Outだと思う)に行く予定だった。夕景の時間まで時間があったので、ウルル(Uluru)に一緒に登ったミズキとお茶を飲みながらのんびりしていた。話しているうちに彼女も写真を撮りたいというので一緒に展望場所へ行くことにした。
ウルル(Uluru)やカタ・ジュタ(Kata Tjuta)ははるか遠くにあった。少し遠いなとは思ったが、僕らの他に観光客もいなかったので神聖な雰囲気を味わった。変わりゆく夕焼けの光の中に佇む姿はこの日も美しかった。夕景の写真を撮っている時は、ファインダーを覗いている時間がもったいないと感じることがよくあるがこの地では特にそれを強く感じた。
ウルル(Uluru)やカタ・ジュタ(Kata Tjuta)ははるか遠くにあった。少し遠いなとは思ったが、僕らの他に観光客もいなかったので神聖な雰囲気を味わった。変わりゆく夕焼けの光の中に佇む姿はこの日も美しかった。夕景の写真を撮っている時は、ファインダーを覗いている時間がもったいないと感じることがよくあるがこの地では特にそれを強く感じた。
その美しさを堪能するあまり、うっかり長居してしまい、あたりは真っ暗になってしまっていた。
急いで歩きはじめたが、ロッジまでかなりかかる。しかも女の子が一緒だ。うかつだった。そうは言っても、しかたないので、とぼとぼと二人で歩いていると、暗闇から現れた一台の車が止まった。
ちょっと身構えていると、窓が開いて「街まで遠いので乗せて行ってあげる」と声をかけてきた。正直なところ、その車はとても古く、正直に言えば“オンボロ”に見えた。僕はますます警戒の度合いを高めた。
続きを読む
【関連する記事】